勉強会

東京勉強会「トランスジェンダーの就労問題」

2019年4月の大阪勉強会で「トランスジェンダーについて」というテーマで実施しましたが、今回は東京でも。
2019年4月大阪勉強会の報告はこちらをクリック
今回も、当事者の方に講師をしていただき、LGBTとはという基本的なところから、診断まで、ホルモン治療、手術、改名の裁判手続きの話、戸籍の変更、転職活動は、トイレはどうするかなど、座談会形式で行いました。

職場の配慮に関しては、裁判になっているケースもあるという話。
今の時代は、有名人でも公表している人もいることから、理解ある人が増えていると思います。
しかし、なかには「男に戻ったらどうだ」と言われた、カミングアウトしたら上司に「一緒に働けない」と解雇された、限られた場所のトイレしか使わせない、お客さんと接する職種から外されるなどのひどい差別もあります。
地域的、年代的にも理解の差はあると思います。

また、会社が対応に困っていることとして、どこまでの人に伝えるかということがまず挙げられます。
これは、病気や結婚などのプライベートについてどこまでの人に伝えるかという問題と似ています。
本人に聞いて、本人の意向を優先するということで問題はないと思うのですが、なかなか聞きにくいのでしょうか・・・

職場の問題以外にも、アウティング(口外)されたことを苦に自殺した学生の話なども。
この事件がきっかけで、アウティング禁止条例を作った自治体があるそうですが、個人的には、本人の合意なしに口外したり、面白おかしく話すなんて、条例以前に道徳的にNGだからわざわざ条例を作るまでもない当然の話だと思うのですが・・・
抑止力にはなるのでしょうが、道徳的なことを規則で取り締まることに違和感があります。

最近は、トランスジェンダーをテーマにした映画やドラマもあります。
私のおすすめは、2017年の邦画「彼らが本気で編むときは、」
本も出ていますので是非。

今回の勉強会、当事者の生の声が聞け、法律や制度のことも、大変勉強になりました。ありがとうございました。
記事担当は須田でした。

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