勉強会

東京勉強会「子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方」

『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』の著者の立石美津子さんにお話ししていただきました。(立石美津子オフィシャルサイトはこちら
今年20歳になる息子さんが自閉症を診断されたのは2歳のとき。
その息子さんや、先生や医師、親仲間など周囲の人とのかかわりで大変だったこと、よかったことなどをお聞きしました。
息子の障害を受け入れるまでの葛藤から、こんな発見があったというお話など、苦労話だけではなく、時に笑いあり、時にウルっとくるお話まで、お話に引き込まれました。

労働問題解決の団体がなぜ発達障害の子の育て方セミナー?ですが、今回のセミナーは、発達障害の子の育て方というより、発達障害の人の特徴や関わり方を学ぶために必要なものでした。
社会に出てから発達障害と診断された方、疑わしいけれど診断されていない方などいます。
どの会社でもうまくやれなく相談に来られる方を否定するのではなく、そういうタイプなんだなあと話を聞いたり、アドバイスするためにも、今回のお話は大変勉強になりました。

社会に出ると、「普通が一番」どころか「普通でなければ会社に居づらい」のです。
普通ってなんでしょう?みんなと同じことでしょうか。
今回の参加者のほとんどは、社会保険労務士で独立している人で、会社に居づらかった人たちなので(笑)、立石さんのお話を聞いて、「自分も少しそういう部分があります」という方も数名。はい、私も。ちょっと気持ちが救われた方もいるのではないでしょうか。

普通が最高であることは、学校教育もそうです。
一定の尺度(=普通)で決めつけられます。
例えば、普通はお友達がいないと可哀想だと言われます。
でも、一人でいたい子もいるでしょう。私もです。
そうすると、お友達とうまくやれない子、普通じゃない子、かわいそうな子というレッテルを貼られるわけです。
遠足や運動会が楽しいというのが普通とされていますが、それが苦痛な子もいます。はい、私もちょっと。
人それぞれ、楽しいこと、嫌なことは違うんです。

立石さんのお話で印象的だったのはそこでした。
セミナーの中で、当事者体験もしました。
一人だけ見え方が違う、一人だけわからない、それで先生に怒られる体験・・・
辛い・・・

みんなと違う感覚、みんなと違う発想、いろいろみんなと違うことで、会社に居づらい、うまくやれない。
それで悩んでいる人は少なくないと思いますし、「そういう困ったさんがうちにもいるよ」という会社もあるでしょう。

是非、経営者や人事の方には立石さんのお話を聞いていただきたいと思いました。

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